特許出願した職員に「破格的な補償」…日本が変わった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.23 09:51
「日本は技術者・研究陣には補償もしない。自由もない。皆米国に行った方がいい」
青色発光ダイオード(LED)を発明して2014年にノーベル物理学賞を受賞した、カリフォルニア大学サンタバーバラ校の中村修二教授は2000年、50歳を控えた年齢に米国へ移住した。日亜化学工業の研究員時代、青色LEDを発明して会社をグローバル1位の企業に作ったが、会社から受けた補償はせいぜい2万円に過ぎなかった。開発者を守らなければと思い訴訟を起こしたが裁判所は会社の軍配をあげた。中村教授は結局、米国行きを選択した。
第4次産業革命を控えてクリエイティブな人材の大切さに気付いたのだろうか。世界的な人工知能(AI)・モノのインターネット(IoT)技術の開発競争で一歩退いていた日本企業が人材誘致に拍車をかけている。職員が業務的に生産した「職務発明」の補償金を大幅拡大している。