観光人材不足の日本「外国人通訳・料理・ファッション専門家ウェルカム」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.22 07:45
薄給ときつい勤務条件に苦しんで6年。京畿道安養(アンヤン)で日本語の講師をするキム・スンジンさん(34)は離職を準備中だ。特技を生かして日本での就職を念頭に置いている。韓国より給与が高く勤務時間が短いという点にも引かれる。日本に完全に移り住むことも考えている。深刻な就職難の中、キムさんのような求職者にとって日本での就職の門が広まる見通しだ。海外観光客の増加と人材不足に対処するため、日本政府がサービス・通訳分野で外国人の就職の敷居を低めることにしたからだ。
21日の日本経済新聞によると、日本内閣府は通訳や調理士などサービス業に従事する外国人が規制フリーゾーンの一種の国家戦略特区でより容易に就職できるようにする方針だ。宿泊・飲食業界が外国語に堪能な人材を確保しやすくするためだ。このため実務経験や学歴などの就労ビザ取得要件を緩和することにした。現在、国家戦略特区には東京圏・関西圏など17の地方自治体が指定されている。