韓国、ことし上半期に造船業だけで2万7000件の雇用消える(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.31 15:55
写真=昨年12月1日、慶尚南道巨済(キョンサンナムド・コジェ)の産業団地にある大型クレーン周辺の様子。仕事がないためクレーンは止まったままで、作業員の姿も見られない。この産業団地には大宇造船海洋とサムスン重工業の協力会社が密集しているが、造船業の不況で二社が大規模な人材構造調整に入ったため、協力会社の相当数は廃業したり工場を止めたりした。
ことし上半期、造船業種だけで2万7000件の働き口が消える。電子・鉄鋼・半導体・ディスプレイなど残りの輸出主力業種も雇用が伸び悩むことが予想されている。韓国雇用情報院は31日、このような内容を取りまとめた「2017上半期 主要業種雇用展望」を発表した。機械・電子・造船・自動車のような国内8つの輸出主力製造業や建設・金融保険業など10業種の雇用保険被保険者、職種別事業体労働力調査、経済活動人口調査を基に分析した。