「韓国、THAAD配備撤回すれば大きな失敗に」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.19 14:44
朴槿恵(パク・クネ)大統領弾劾訴追案が可決された影響で、韓米両国政府が合意した高高度ミサイル防衛(THAAD)体系の配備まで影響を受けてはいけないとトマス・ハバード元駐韓米国大使が明らかにした。ハバード氏は米国内の韓米友好増進のための非営利団体「コリアソサエティー(THE KOREA SOCIETY)」の理事長を務めている。ハバート氏は今月12日、中央日報とのインタビューで「THAAD配備の撤回は大きな失敗になる」としながら「新しく登場するトランプ政府に対して韓国が取る選択として良い措置ではない」と強調した。
ハバート氏は「THAAD配備撤回は韓米同盟を弱める象徴として受け取られかねない」と明らかにした。ハバート氏は朴大統領の弾劾訴追案可決について「盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領に対する弾劾案可決の時とは状況が違ってその時より(弾劾を支持する)韓国の世論がもっと大きい」として元大使としての印象を明らかにした。ハバート氏は盧武鉉元大統領が弾劾危機に直面した2004年に駐韓米国大使を務めていた。