【取材日記】地震防災センターも観光資源化する日本
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.15 07:49
「地震を何度も経験している国なので対策も相当なものだと思って来てみた」。10日に福岡市防災センターで会った韓国人観光客の言葉だ。防災センターは地震など災難に備えて市民の安全意識を高め、避難方法を知ってもらおうと19992年に設立された。政府の補助金を受けて福岡市が運営している。
市民のための施設だが、1年間(2015年4月-2016年3月)にここを訪問した11万3000人のうち8000人は外国人だ。国籍別には韓国人(2637人)・中国人(700人)の順に多い。4月に福岡から近い熊本県で発生したマグニチュード6.5の地震で、この地域の観光客は大幅に減った。しかし「災難を体験してみよう」と考えてセンターに来る訪問客はむしろ増えた。センター関係者は「慶州(キョンジュ)地震の後、韓国人が目立って増えた」と説明した。