一息ついた現代重・サムスン重、ため息深くなった大宇造船(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.12 10:43
反面、完全な資本蚕食(債務超過)状態に陥った大宇造船海洋はまだ明確な受注成果が見えていない。悪化した財務状態が交渉の障害になっているという。大宇造船はことしに入って受注目標を2度も引き下げた末、最終的に35億ドルで調整したが、ことしの受注額は20億ドル前後にとどまることが予想されている。これに先立ち、グローバルコンサルティング機関マッキンゼーは「今後、大宇造船の独自生存は難しいものと見られる」とし「韓国造船業の競争力強化のためには現代重工業-サムスン重工業のビッグ2体制を敷かなければならない」とする内容のコンサルティング報告書を提出した。
業界の一部は韓国の一部造船業者の相次ぐ受注に対して「年末の瞬間的受注に過ぎない」と指摘する。