韓日、1級秘密を除くすべての軍事情報が交換対象に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.24 07:49
韓民求(ハン・ミング)国防部長官と長嶺安政駐韓日本大使が23日、国防部で韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)に署名した。これとは別に両国はこの日、国内の法的手続きが完了したと相手国に通知した。先月27日に韓国政府がGSOMIA締結のための交渉再開方針を明らかにしてから27日目だ。
韓日が署名したGSOMIAとは、軍事情報を国家間で共有可能にする協定だ。軍事情報の伝達・保管・破棄・複製・公開などに関する手続きを規定する21条項で構成された。協定は両国が交換する情報のレベルを、韓国は軍事2級秘密(Secret)と3級秘密(Confidential)に、日本は極秘・特定秘密(Secret)とHI級秘密(Confidential)に決めた。したがって1級秘密を除いたすべての情報が交換対象となる。国防部の当局者は「1級秘密は内容や保有現況自体が秘密」とし「これはいかなる場合にも他国と共有しない」と説明した。国防部の当局者は「我々のすべての情報を日本に無制限に提供するのではなく、相互主義の原則に基づき事案別に厳密な検討を経て同じ水準の情報をやり取りする」と述べた。