【社説】崔順実に足を引っ張られたままトランプフレーション迎える韓国経済
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.17 09:27
ドナルド・トランプ氏が米国の大統領に当選してから国際金融市場の動きは尋常でない。国債金利が高騰し(債券価格下落)、ドルは高止まりしている。原材料価格も合わせて上昇中だ。国際経済の基調がデフレからインフレに変わる兆しが見られる。いずれも韓国経済にはうれしくない流れだ。
14日に米国の10年物国債金利は今年最高の年2.2614%を記録した。大統領選挙当日と比較して0.4%ほど上昇し、10月初めより0.7%近く急騰した。30年物金利は3%を突破した。米国の金利引き上げスピードが速まるという見通しからドルが高騰し、人民元は8年3カ月来の最安値を記録した。鉄鉱石と銅価格は1週間でそれぞれ23%と8%上昇した。