韓流スターのペ・ヨンジュンさんを公の場で誹謗した食品会社役員らが３０００万ウォン（約２７２万円）の損害賠償判決を受けた。

ソウル高裁民事３１部（部長判事オ・ソクジュン）は、ペ・ヨンジュンさんが食品会社役員Ｌら２人を相手取り起こした損害賠償請求訴訟控訴審で、原審通り原告のペさんに３０００万ウォンを賠償するよう命じる原告一部勝訴の判決を下したと６日、明らかにした。

Ｌらは２００９年、ペさんが株主だったＡ社との契約締結を通じて紅参製品の独占販売権限を与えられた。

しかし、Ｌ側がＡ社に約束していた代金５０億ウォンを支払うことができず契約が解除された。

その後、法廷争いに発展し、Ｌらは２０１４年６月にソウル江南区（カンナムグ）のビルの前とソウル中央地裁前で「カネに狂ったペ・ヨンジュン」「国富流出ペ・ヨンジュン」などと書かれた垂れ幕やピケを設置してペさんらに損害賠償を求める集会を開いた。

ペさんは彼らが自身を侮辱したとして民事・刑事訴訟を起こし、Ｌらは刑事訴訟で侮辱罪有罪判決を受けた。

裁判所は「Ｌらが開催した集会がペさんの人格を侮辱し、大衆に広く知られたペさんの社会的責任を低下させた不法行為」と説明した。