<崔氏韓国国政壟断>幽霊会社で数千億ウォンの平昌五輪事業も狙う
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.03 09:29
「冬季スポーツ英才センター」を運営する崔順実(チェ・スンシル)氏(60)の姪チャン・シホ氏(37、改名前チャン・ユジン)は昨年7月、スポーツ英才育成およびスポーツ広告・企画・マーケティングをする「ヌリム企画」を設立した。同じ事業目的の「双子法人」を設立したのだ。京畿道南揚州市にある登記上の事務室の住所地は住宅だった。この会社は昨年10月15日に文化体育観光部が主催した「第53回大韓民国体育賞」行事の進行を引き受けた。同社の関係者は「チャン・シホ氏が今後、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)に関連した記念品事業など各種付帯事業目的で設立した会社」と話した。体育界はヌリム企画を冬季五輪後の施設管理権を握ろうとして設立した会社と疑っている。
崔氏とチャン氏、そしてチャ・ウンテク氏(47、CF監督)が各種幽霊会社(ペーパーカンパニー)を前に出して数千億ウォン規模の2018年平昌冬季五輪記念品および施設管理、施工権などの利権を狙った状況が次々と表れている。平昌冬季五輪競技場の発光ダイオード(LED)照明施設工事にはセヌリ党の親朴(朴槿恵)派重鎮議員の親せきが所有する会社も参加している。