韓国造船が世界1位に酔っていた時、日本・中国は構造調整進めていた(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.21 09:48
過去5年間、韓国の主要造船業の受注が日本や中国などのライバル会社に比べて異常な速さで減少していることが分かった。年度別船舶建造量を基準に、造船業が下り坂を歩き始めた2011年からことし7月までの各国造船会社の受注残高を分析した結果だ。
国際造船・海運市況分析機関のクラークソン・リサーチによると、韓国造船全体受注残高(2470万CGT、CGTは標準貨物船換算トン数)は2011年(4357万CGT)に比べて43.3%減少した。同じ期間の日本(-1.8%)や中国(-39.2%)よりも減少幅が大きい。
中国政府は相対的に競争力のある造船会社を中心に業界を再編した。3000社余りの造船会社のうち財務状態が良好な50社名簿(ホワイトリスト・White List、ブラックリストの反対)を作成した。生存競争で生き残った中国造船会社は規模が大きくなった。中国最大造船所であるCOSCO造船グループは不況期間の受注残高を二倍以上伸ばして18位(181万CGT)から5位(384万CGT)に急上昇した。他の中国企業の揚子江造船(10位→6位)、上海外高橋造船(12位→7位)、滬東中華造船(19位→12位)も似ている。2013年に設立された中国船舶工業集団(CSSC)も13位(223万CGT)を占めた。