「ギャラクシーノート7」交換までは1週間…気が焦るサムスン(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.12 09:08
サムスン電子「ギャラクシーノート7」のバッテリー問題は第3ラウンドに入り込んだ。内外のネットユーザーのノート7バッテリー爆発の主張で点火された問題は、2日にサムスン電子の全量リコール発表で沈静化するようだったが、最近米国政府が主導する使用中断勧告で再び熱くなっている。今回の問題でサムスン電子が受ける業績とブランドへの打撃はこれまでの予想より大きくなるものとみられる。
局面が転換された分水嶺は8日だった。この日米国では「ギャラクシーノート7を充電して発火したようだ」と主張する2度の火災が発生した。この火災で家屋1軒と車両1台がそれぞれ焼けた。火災の原因がノート7なのかは詳細な調査が必要だが、同日米連邦航空局(FAA)は「機内でノート7を使ったり充電したりせず電源を消しておくように」と勧告した。次の日には米消費者製品安全委員会(CPSC)が「ノート7のユーザーは製品を使わず電源を消しておくように」と公式勧告を出した。