韓経:韓国経済に無関心な韓国の経済学者たち…論争も苦言も消えた(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.26 10:48
◆長期の研究は不利益
そのうちに若い教授は大多数が韓国の実情を知らない、もしくは無関心にならざるをえないという指摘だ。ある大学教授は「基軸通貨国の米国経済モデルを学んだ一部の学者たちは国内実情が分からない時がある」として「外国為替保有額が多いから減らさなければならないといった主張が、そういうところから出てきたりもする」と話した。
ソウル大学のイ・ジスン教授は「経済学の韓国化はどうしても必要だ」として1990年代のロシアの事例を挙げた。共産主義の没落以降、官僚らは「移行経済の答えは民営化」という米国教授の勧告をそのまま受け入れた。その結果、担当役人たちが所有する民営化が行われた。国家物資の不足で大混乱が起きた。