「慰安婦財団10億円速やかに拠出」 日本、少女像に連係させず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.13 09:50
日本が昨年12月28日の慰安婦合意に沿って予算10億円を慰安婦被害者支援のための「和解・癒やし財団」〔理事長・金兌玄(キム・テヒョン)〕に支出することを決めた。日本の岸田文雄外相は12日、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官との電話会談で「日本政府は予算配分手続きなどの国内手続きが完了し次第、政府予算10億円を速やかに支出することを決定した」と述べた。
岸田外相はこの電話会談で、駐韓日本大使館前の少女像問題に言及はしたものの、これを10億円拠出とは連係させなかったと外交部関係者が伝えた。当初、日本は少女像の撤去を出資金支出の条件にしようとしていたが、韓国は受け入れることはできないという立場を明確に打ち出していた。岸田外相は会談後、記者団と会い、少女像問題について「今後も継続して適切な解決を要求していく」と述べたと共同通信が報じた。