<五輪柔道>アン・バウル、“天敵”海老沼に勝ったが…銀メダル
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.09 09:35
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アン・バウルが価値ある銀メダルを獲得した。男子柔道66キロ以下級の準決勝で延長の末、日本の海老沼を破った。敗れた海老沼がアン・バウル(右)にぶらさがるような姿。(リオ=五輪写真共同取材団)
「リトル・チェ・ミンホ」アン・バウル(22、南揚州市庁)がリオデジャネイロオリンピック(五輪)男子柔道66キロ級で銀メダルを獲得した。五輪優勝の夢は果たせなかったが、「天敵」海老沼匡(26、日本)を準決勝で退け、次への期待を高めた。
アン・バウルは8日、ブラジル・リオデジャネイロのカリオカ2アリーナで行われた2016リオ五輪男子柔道66キロ級の準決勝で、海老沼と延長までもつれる接戦の末、勝利をつかんだ。5分間で勝負をつけることができなかったアン・バウルはゴールデンスコア(延長)に入って49秒後、海老沼の背負い投げを返して決勝進出を決めた。国際大会で2戦2敗という「海老沼ジンクス」を払拭する瞬間だった。「勝者は韓国のアン・バウル」という場内のアナウンスが響くと、日本柔道代表チーム選手団は一斉にうな垂れた。