日本、韓国人原爆被害者に謝罪すべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.08 09:34
1945年8月6日広島に、3日後の9日長崎に米国の原子爆弾がそれぞれ投下された。当時20余万人が亡くなったが、このうち20%は強制徴用や徴兵で日本にいた朝鮮人だった。慶尚南道陜川(キョンサンナムド・ハプチョン)は「韓国の広島」とも呼ばれる。韓国内の原爆1世被害者2501人のうち24%(619人)が慶尚南道に集まっていて、このうち半数以上の397人が陜川にいるためだ。
このため陜川では97年から毎年「韓国人原爆犠牲者追慕祭」が開かれている。97年、日本の宗教団体「太陽会」が原爆被害者の霊魂を慰めるために慰霊閣を作って追慕祭を主管し、2010年からは韓国原爆被害者協会と韓国原爆2世患友会が共同で追慕祭を開いている。2012年からは市民団体「陜川平和の家」が「非核・平和大会」を共同で主管している。
だが、これまで日本のOB・現職官僚は誰も追慕祭に出席したことがなかった。このような折、元広島市長の平岡敬氏(88)が最近、陜川を訪れた。平岡氏は今月5日に陜川で開かれたことしの非核・平和大会に出席した。6日午前には陜川郡原爆被害者福祉会館慰霊閣で開かれた「韓国人原爆犠牲者追慕祭」にも参加して生存者を慰めた。