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【コラム】THAADと軍艦島(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.18 09:26
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長崎から18.5キロ離れた軍艦島は今は廃虚として放置されているが、日帝強制支配時代の多数の韓国人が犠牲になり、多くの傷を残した地獄島だった。最近はこのような特別な体験のため韓国人観光客が増えているという。

小説家ハン・スサン氏は軍艦島を背景に当時徴用された朝鮮人を素材に小説『軍艦島』を5月に出した。ハン氏は執筆のために徴用被害者を直接取材し、長崎の軍艦島に数十回も足を運んだという。来年はファン・ジョンミン、ソ・ジソプ、ソン・ジュンギら韓流スターが出演する、ユ・スンワン監督の同名の映画も公開される予定という。

 
軍艦島はもともと、今の島の3分の1ほどの小さな島だった。しかし石炭が発見されると、周囲の海を埋め立てて3倍に拡大した。1916年から建てられた鉄筋コンクリート建物を防波堤が取り囲んでいる。遠くから見ると日本の軍艦のシルエットを見せ、1930年から軍艦島と呼ばれ始めたという。

全体が20万坪ほどで、汝矣島(ヨイド)の5分の1程度にしかならない。軍艦島は植物が生息しない島で草一つも見えない。1960年代まで炭鉱都市として多くの人たちが暮らしたが、ガス・石油が一般化して石炭の需要が減ると廃鉱となった。今は人が離れ、捨てられた(abandoned)建物だけ残った無人島だ。日があまり差し込まず島のどこに強制徴用された朝鮮人の宿舎があったのかは分からない。

韓日両国は最も近い隣国であり自由民主主義と市場経済、そして人権など普遍的な価値を共有しながら北東アジアの平和と繁栄を率いた。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)体制の好戦的な核実験およびミサイル発射など北東アジアが揺れる時にお互い協力してきた。韓日両国は軍艦島のような過去の傷を認めて慰める時、より深い未来志向的な関係を作っていくことができると考える。

ユ・ジュヨル外交コラムニスト


【コラム】THAADと軍艦島(1)

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