外国人選手の帰化続く…「平昌ドリームを求めて」(1)
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2016.06.14 11:27
2018平昌(ピョンチャン)オリンピック(五輪)を19カ月後に控え、世界各国スポーツ選手の韓国特別帰化が続いている。体育界はこれをめぐり「実力のある選手を迎えて五輪で好成績を出すことができる」という立場と、「短期的な成果にすぎず韓国のスポーツ発展に役立たない」という意見が対立している。
すでに法務部は5月までに外国人選手16人に対し、体育分野優秀人材として特別帰化を許可している。国内アイスホッケー選手として活動しているダルトン・マシュー(30、カナダ)と大韓バイアスロン連盟所属のスタロドベチ・アレクサンドル(23、ロシア)らが代表的な例だ。これは2011年に改正された国籍法(第7条1項3号、科学・経済・文化・体育など特定分野で非常に優秀な能力を保有する者で、大韓民国の国益に寄与すると認められる者に限り特別帰化を許可する)施行に基づくものだ。うち13人は外国人が韓国国籍を取得した特別帰化に該当する。残りの3人は過去に韓国国籍から外国国籍を取得し、また韓国国籍を回復したケースだ。