【社説】イランとの経済協力を成功させるには心からつかむべき=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.03 13:27
朴槿恵(パク・クネ)大統領がイランを訪問中だ。大韓民国の首脳としては国交正常化後初めてとなる。「神政イスラム国家」のイランに非イスラム国家の女性の首脳が訪問するのも初めてだ。それだけに韓国がイランに期待するほどイランが韓国に望むものも多いことを見せる歴史的な訪問だ。
現地ではイランが韓国にとって最後の「中東ブルーオーシャン」であることを確認できる。一部の西欧メディアによって外部に閉鎖的だというイメージで映っていたが、意外にも現地の人々は韓国人に親切で、家電・自動車など韓国ブランドに対する認識もよい。中壮年層は1980-88年のイラン-イラク戦争当時に韓国建設会社が現場を離れなかったという事実に言及し、「友人」と呼ぶ人が少なくない。韓国で働いた経験があり、韓国語を話す人にも時々会う。その多くの人は韓国に良い印象を抱いている。