「戦争可能な日本」安保法発効…法曹界で違憲訴訟準備
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.30 08:46
集団的自衛権の行使と自衛隊の海外活動拡大を盛り込んだ日本の安全保障法制(安保法制)が29日午前0時に発効された。これは日本が海外でも戦争することができる普通国家に転じるのに、さらに一歩近づいたという意味だ。今まで日本は国際紛争の解決手段としての戦争放棄と交戦権の否認などを含めた憲法9条により武力攻撃を受けた時だけ最低限の防衛力を行使する専守防衛を原則にとらえてきた。
しかし発効された法律のうち、武力攻撃事態法は他国に対する攻撃でも自衛隊が武力を行使できるようにした。「日本の存立が脅かされ、国民の権利が根底から覆される明白な危険があるケース」を「存立危機事態」と規定したのだ。また重要影響事態法により「放置する場合、日本に重大な影響を与えることができる事態」である時、自衛隊は全世界で外国軍隊を支援できることになった。