運命の時間が近づいているシアトル・マリナーズの李大浩（イ・デホ）が２塁打を放ち交替させられた。

李大浩は２７日、米アリゾナ州ピオリアコンプレックスで開かれたＬＡドジャースとのオープン戦に６番指名打者として出場し４打数１安打を記録した。李大浩の打率は０．２５０を維持した。

李大浩は１回２死１塁でスコット・カズミアーを相手に打席に入った。走者セス・スミスが暴投により２塁に進塁したが李大浩は９１マイルの直球を打ち遊撃手ゴロで退いた。李大浩は４回と６回にも遊撃手ゴロで退いた。

しかし李大浩は８回で先頭打者となりジェイコブ・レメを相手に中越え二塁打を放った後に代走者に交替させられた。

李大浩は２８日までロースター４０人枠に入れなければフリーエージェント（ＦＡ）資格を得る。李大浩は先月初めにシアトルと最大４００万ドルで１年契約を結んだ。マイナーリーグ行きが含まれたスプリット契約で、李大浩はロースターに含まれなければＦＡを宣言できるオプトアウト条項を挿入した。

李大浩は今回の春季キャンプ１７試合で打率０．２５０（３６打数９安打）１本塁打４打点１０得点の成績を収めている。ロースター入りのためにヘスス・モンテロ、ステフェン・ロメロらと競争しているが確実な優位にはない状況だ。モンテロは打率０．２３７（３８打数９安打）本塁打なしで４打点１得点三振１２個を記録中だ。ロメロは打率０．３８９（３６打数１４安打）１本塁打７打点でリードしているが腰に問題があるという。

シアトルのスコット・サーバイス監督は「李大浩は毎日何かを見せてくれる。３塁まで行けないと思った打球でも走り、バント守備も軽くこなした」としたが、「もう一度言うが、その場ではスイングができなければならない」と話した。まだ打撃能力に対しては疑問符を持たれている。