北朝鮮、韓国外交安保ライン数十人の通話内訳・文字メッセージ盗み出す
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.09 08:43
北朝鮮のサイバー攻撃が巧妙化している。今回は政府当局者のスマートフォンがターゲットになった。国家情報院は8日、「北が最近、政府の外交安保ライン数十人のスマートフォンをハッキングし、文字メッセージと音声通話内訳を盗み出した」と明らかにした。
国家情報院はこの日、崔鍾一(チェ・ジョンイル)第3次長の主管で国務調整室・未来創造科学部・金融委員会・国防部など14の政府部処の室・局長級が出席する緊急国家サイバー安全対策会議を開き、最近のハッキング被害事実を公開した。国家情報院の関係者は「以前にもスマートフォンハッキングの動きがあったが、ミサイル発射(先月7日)以降は集中的に発生した」とし「挑発後の我々の当局者の動向と対応を把握するためのものだ」と説明した。