開発費27兆ウォン「チャンスの地」に韓国はいない(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.02.01 10:27
キングダムシティはドバイ・カタールをのぞいて中東の中心都市に発展するという野心に満ちた戦略を持っている。彼らの自信には理由がある。まずチェダンは人口が400万人に迫り、レバノン全体の人口と釣り合う。イスラムの2大聖地であるメッカ・メディナを訪れる流動人口を合わせれば規模面でドバイ・カタールを圧倒する。また昨年、外国人投資家に開放されたサウジ証券市場(時価総額5700億ドル)は中東で最も大きい。外国人投資が集まれば中東の金融ハブに成長する可能性が充分だ。ムニブ・ハムードJEC代表は「キングダムシティを国際的な面目を保った中心都市として開発するのが私たちのビジョン」と話した。
中国は一帯一路戦略の中東の拠点としてチェダンに関心を寄せているようだ。19日、アルワリードに会った習近平中国国家主席はチェダンに「サウジ-中国自由貿易地帯」を作るために100億ドルを投資すると提案したといく。ただすべての資金決済を人民元(RMB)で行うという条件を掲げたという。習近平の「経済策士」である劉鶴・財経中央指導小組主任のアイデアだ。