韓経:【国際経済読み取り】徐々にあらわれる「円安賭博政策」の5大トラップ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.18 12:37
円安に象徴されるアベノミクス(日本の安倍晋三首相の経済政策)は2012年12月に始まった。初期は円・ドル為替レートが1ドル=140円を軽く超えるという予想が出てきたが、最近は116円台で座り込んだ。今年に入ってから日経指数の下落幅も10%に達する。今となっては成長率や物価上昇率の目標値到達がはるかに遠い。アベノミクスの失敗論が広がっている背景だ。
推進初期からアベノミクスには「5大トラップ」が隠れているという点が指摘されていた。まずはロビンソン・クルーソーすなわち「国粋主義トラップ(Robinson’s ultranationalism trap)」だ。安倍式の人為的な円安に対して2つの見解が交錯してきた。