トップを守ったヤン・ヒョンソク、ジャックポットをつかんだコ・ヒョンジョンなど、今年も芸能界の株富豪が目を引いた。

財閥の保有株式評価サイト「財閥ドットコム」側は７日、上場企業の大株主および特殊関係人が保有する株式価値を４日の終値基準で評価した結果を発表した。

ＢＩＧＢＡＮＧやＰＳＹと再契約に成功したＹＧエンタテインメントのヤン・ヒョンソク代表は１８６５億２０００万ウォン（約１９５億円）で１位を守った。年初の１９０２億７０００万ウォンに比べ２％（３７億６０００万ウォン）減少したが、依然として芸能人株富豪１位を守った。

２位はＳＭエンターテインメントのイ・スマン会長で、今年に入り実績が回復し、株価も上がった。１５２２億７０００万ウォンから１８４７億ウォンへと１９％（２９４億３０００万ウォン）増え、１位のヤン・ヒョンソク代表とは２０億ウォンの差もない。

ＦＮＣエンターテインメントのハン・ソンホ代表は年初の５４３億６０００万ウォンから７１６億５０００万ウォンへと３１．８％（１７２億９０００万ウォン）、キーイーストの大株主のペ・ヨンジュンは５５８億５０００万ウォンから７００億５０００万ウォンへと２５．４％（１４２億１０００万ウォン）それぞれ増加した。

オトゥギグループの咸泰浩（ハム・テホ）名誉会長の孫で世間の関心を集めたミュージカル女優のハム・ヨンジは、年初１９４億２０００万ウォンだった資産が４０２億ウォンと、今年に入って１０７％（２０７億８０００万ウォン）増えた。特に咸名誉会長は最近、自社株３００億ウォン分を社会福祉財団に寄付し、話題になった。

ＪＹＰエンターテインメントのパク・ジニョン代表は年初に比べ３．２％増えた２４２億５０００万ウォン、李漢鎔（イ・ハンヨン）プングク酒精代表の夫人でタレントのパク・スネは１３．６％増の１２２億８０００万ウォンとなり、１００億ウォン台芸能人株富豪タイトルを付けた。

目を引くのはコ・ヒョンジョン。２０１０年４月に設立したアイオーケイカンパニーを最近、コスダック上場企業のポイントアイと合併してう回上場に成功し、コ・ヒョンジョンの株式資産が４８億５０００万ウォンとなった。５年間で３０倍以上となり、５０億ウォン近い株富豪となった。芸能人株富豪ランキングも９位に急上昇した。アイオーケイカンパニー設立当時、持ち株比率５５％の１億６０００万ウォンを出資したが、これが５年余りで３０倍以上も上がった。いわゆる「ジャックポット」だ。コ・ヒョンジョンとともに同社の株式を保有するチョ・インソンも８億８０００万ウォンで新たに株富豪に合流した。

このほか、コスダック上場企業ボタバイオの大株主となったキョン・ミリは年初３６億３０００万ウォンだった株式資産が９７億６０００万ウォンへと１６８．７％（６１億３０００万ウォン）増え、同社の有償増資に参加した娘のイ・ユビとイ・スンジェも年初より２．６％ずつ増えた４億８０００万ウォンとなった。

有償増資などでＳＭ　Ｃ＆Ｃ株式を保有しているチャン・ドンゴン（３５億ウォン）、シン・ドンヨプとカン・ホドン（各１９億４０００万ウォン）、コメディアンのキム・ビョンマン（２億１０００万ウォン）とイ・スグン（１億４０００万ウォン）が億ウォン台の株富豪に入った。

財閥ドットコム調査の結果、１億ウォン以上の上場企業株式を保有する有名スター芸能人は計１８人で、うち１００億ウォンを超える芸能人株富豪は７人だった。