朴大統領のユーラシア・イニシアチブ、習主席の一帯一路と連係へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.02 10:52
朴槿恵(パク・クネ)大統領と李克強中国首相が先月31日、首脳会談を行い、ユーラシア・イニシアチブ(ユーラシア大陸を経済共同体として結びつけ、北朝鮮の開放を誘導する構想)と中国の一帯一路(陸海上シルクロード経済圏)の連係を強化することにした。習近平国家主席が訪韓した昨年7月、朴大統領はユーラシア・イニシアチブと一帯一路の連係を「要請」した。9月2日の朴大統領と習主席の首脳会談後、両首脳は「ユーラシア・イニシアチブと一帯一路の連係を『摸索』していくことにした」と発表した。2カ月後に両国は了解覚書(MOU)を締結し、協力の議論を進展させた。
首脳会談の後、崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)経済副首相と中国政府発展改革委員会の徐紹史主任は「ユーラシア・イニシアチブと一帯一路の連係」に基づく▼政策共同歩調▼基盤施設連結▼貿易・投資拡大▼金融統合および第3国市場共同開拓▼両国情報共有プラットホーム構築▼投資および金融支援▼共同研究およびモデル事業実施--などを内容にするMOUを締結した。