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<魅力コリアレポ>(2)魅力国家の条件…フィギュア後進国の壁、一気に乗り越えたキム・ヨナ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.18 15:02
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「フィギュア女王」キム・ヨナは7歳の時にスケートを始めた。小学生の時にトリプルアクセルを除く3回転ジャンプ5種類をすべて身につけ、「フィギュアの神童」と呼ばれた。冷たい氷の上で何百回も転倒して勝ち取った結果だった。2002年4月にスロベニア国際大会に参加したキム・ヨナはノービス(13歳未満出場)部門1位になり、フィギュア界の期待株に急浮上した。

キム・ヨナが世界舞台に登場するまで韓国はフィギュア後進国だった。しかしキム・ヨナは一気に限界を跳び越えた。日本の同年齢のライバル浅田真央(25)との競争もキム・ヨナを刺激した。2004年9月のジュニアグランプリで韓国フィギュア史上初優勝を果たしたキム・ヨナは、翌年11月にジュニアグランプリファイナル、2006年3月にはジュニア世界選手権を制した。

 
16歳だった2006年に成人の舞台に立ったキム・ヨナは同年12月のグランプリファイナルで優勝した。2009年3月には女子選手では初めてショートプログラムとフリーの合計が200点(207.71点)を越え、世界選手権のトップに立った。2010年バンクーバー冬季オリンピック(五輪)ではフィギュア女子シングル史上最高点(228.56点)で金メダルを獲得し、「フィギュアクイーン」としての位置づけを固めた。

2011年の世界選手権から1年ほど休んだキム・ヨナは2014年ソチ冬季五輪を最後に引退した。キム・ヨナはこの大会で完ぺきな演技をしたが、銀メダルに終わった。判定をめぐる論争があったが、キム・ヨナは「自分が満足できたのでそれで十分だ」と語った。

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