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<南北高官接触>ソウル・平壌に映像を生中継…劣勢になれば「しっかりしろ」メッセージ(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.25 11:33
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板門店(パンムンジョム)では南北がそれぞれ「平和の家」(南側)と「統一閣」(北側)を会談の場として運営している。

夜通し会談が続く「平和の家」2階には会談の場の隣に南北の控え室がある。控え室の隣の休憩室にはソファと洗面場がある。シャワーもでき、長期戦が可能だ。過去の会談ではホテルの出張バイキングやソルロンタンなどの食事が準備されたが、今回はソウルのある会社の弁当を注文したという。食費や滞留費用は準備した側が負担する。

 
激しく駆け引きが行われる板門店での南北高官接触は、現場のオーディオとビデオでソウルだけでなく平壌(ピョンヤン)にもリアルタイムに伝えられる。金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は平壌の執務室で黄炳瑞(ファン・ビョンソ)総政治局長の発言内容を見守り、戦略を変更したり訓令を出すことができる。平壌の労働党統一戦線部会談状況室でも把握が可能だ。

青瓦台(チョンワデ、大統領府)の朴槿恵(パク・クネ)大統領も同じだ。会談状況をそのままのぞくことができる。24日午前の首席秘書官会議で「現在、合意のための詰めの議論中」と具体的な状況を説明したのも、接触進行過程に直接かかわったため可能だというのが会談関係者の説明だ。

会談の場ではいつも総力戦が行われる。「2(金寛鎮・洪容杓)+2(黄炳瑞・金養建)」協議の形式だが、随行員を含めれば会談関係者は片方だけで30人以上にのぼる。

特に、会談場内では「戦略実行」と呼ばれるベテラン実務要員が代表団の後ろに同席できる。「戦略実行」要員はその時ごとに異なる。国家情報院の所属、または青瓦台や統一部の職員である場合もある。このほかにもソウル・平壌の老練な状況室関係者が瞬発力を持って対応できるよう後押ししている。自国側の代表が駆け引きや論理で劣勢になれば、直ちに対応方法を入れたメッセージがテーブルに上がる。「会談の中断を要求して時間を稼げ」「会談を終わらせろ」という指示だけでなく、「しっかりと対応しろ」「断固たる声を出せ」などと細かな行動指針が出される。

相手側の戦略を一つでも多く見いだそうと南北進行要員同士が場外の探索戦も行う。

円滑な進行のために会談場には「連絡官」と呼ばれる要員を置いている。南側は統一部、北側は統一戦線部の所属だ。板門店に常駐する人は普段、漂流した漁業関係者の帰還業務などを行う。会談が開かれれば南北連絡官がお互い会ったり通話したりし、議題の調整や通知事項をやり取りする。会談開始時に双方の代表が同時にドアを開けて登場するようタイミングを合わせるのも連絡官だ。いくら南北関係が険悪でも、朝・晩に直通電話稼働状態を点検するためにお互い安否を問う異色の業務だ。


<南北高官接触>ソウル・平壌に映像を生中継…劣勢になれば「しっかりしろ」メッセージ(2)

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