韓国軍当局、南北接触でも北朝鮮監視態勢「ウォッチコン2」維持
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.08.23 10:15
北朝鮮が通知した対北朝鮮心理戦放送用拡声器の撤去期限の22日午後5時が過ぎても追加挑発はなかった。これにより南北の軍事的緊張は劇的な反転を迎えた。だが、この日午後に開かれた南北高官会談以降も北朝鮮は非武装地帯(DMZ)付近一部地域に直射火器の76.2ミリ砲を配置し続けていると韓国軍消息筋が伝えた。
これに伴い、韓国軍は対北朝鮮情報監視態勢の「ウォッチコン」を「3」から「2」に引き上げた状態を維持した。また、韓米空軍は北朝鮮の砲撃威嚇に対抗し韓国空軍のF-15K戦闘機4機と在韓米第7空軍所属のF-16戦闘機4機の2個戦闘飛行編隊が参加する出撃飛行を進めた。