<ロッテ経営権紛争>辛東彬会長、父と5分面談…よい雰囲気? 激怒?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.04 13:18
3日午後、ロッテグループの辛格浩(シン・ギョクホ、重光武雄)総括会長(94)と辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)会長(60)が会った。「ロッテ家門経営権紛争」以来初めてだ。5分にもならない短い対話、しかしこの対話に対する評価は分かれる。辛東彬会長側は「全般的によい雰囲気だった」とし「親子が会ったことは和解と見ることができるのではないだろうか」と述べた。しかしソウル小公洞ロッテホテル34階の辛格浩総括会長の執務室で親子が会う時、近く(部屋と部屋の間の廊下)にいたという辛宣浩(シン・ソンホ、重光宣浩)サンサス(日本食品会社)社長(82)の言葉は違った。
辛宣浩社長は「辛総括会長が激憤し、辛東彬会長に出て行けと言った」と主張した。辛宣浩社長は辛総括会長の3番目の弟で、辛東彬会長に対し「どうすれば父を解任できるのか」と強く批判し、辛東主(シン・ドンジュ、重光宏之)前日本ロッテ副会長(61)を支持した人物だ。
ロッテグループによると、この日午後2時40分ごろ日本から帰国した辛東彬会長は、すぐに父に会いに行った。当時、辛総括会長はロッテの役員から業務報告を受けていた。辛会長を案内したある役員はドアを閉めて出てくる直前、親子が「どこに行って来たのか」「東京に行って来ました」「ああ、そうか」「心配をかけて本当に申し訳ございません」と対話する声を聞いたという。