風納土城が百済の王宮跡? 住民「世界遺産に登録すべきでない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.21 18:13
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百済王城跡かどうかをめぐり論争があるソウル松坡区の「風納土城」の全景。小さい写真は遺跡と遺物が多数発掘された慶堂地区(中央フォト、韓神大博物館)
ソウル市が推進中の風納土城(プンナプトソン)など漢城(ハンソン)百済(BC18年-AD475年)遺跡のユネスコ世界文化遺産登録をめぐり論争が起きている。
風納洞(プンナプドン)の住民を中心とする対策委員会は「風納土城は百済王宮跡でないが、世界文化遺産登録を口実に開発を防いでいる」と述べ、訴訟も辞さないという立場だ。これに対しソウル市側は「根拠がない主張」と反論し、葛藤が深まっている。