全盛期を迎えたガールズグループＡ　Ｐｉｎｋ（エーピンク）がその頂点でアルバムを発表する。Ａ　Ｐｉｎｋがリリースするのは２ｎｄアルバム『ＰＩＮＫ　ＭＥＭＯＲＹ』。

異変がない限り、音源チャートの上位独占も予想されている。それだけ昨年から始まったＡ　Ｐｉｎｋの勢いは強力だ。全盛期を迎えたというべきか。ファン層の厚さは少女時代をしのぐ勢いで、音源パワーではＳＩＳＴＡＲ（シスター）の牙城に挑戦しているところだ。今回のアルバムで“もしかしたら”逆転も可能だ。清純で可愛らしく、華やかなＡ　Ｐｉｎｋならばの話だ。

タイトル曲『Ｒｅｍｅｍｂｅｒ』は軽快なリズムとビンテージ感のあるサウンドの調和で、疲れた日常の脱力感を癒やしてくれる楽しい夏のダンス曲だ。Ａ　Ｐｉｎｋの元気でピュアなイメージを活かした曲になるという。

『ＮｏＮｏＮｏ』、『ＬＵＶ』など、Ａ　Ｐｉｎｋと格別な相性の良さを見せてきたシンサドンホレンイとポミナンイの作品だ夏の歌だけにミュージックビデオも済州道（チェジュド）と釜山（プサン）で撮影した。このほかに『Ｄｅｊａｖｕ』『Ｗｈａｔ　Ａ　Ｂｏｙ　Ｗａｎｔｓ』『小指』『Ｐｅｒｆｕｍｅ』などの収録曲ではＡ　Ｐｉｎｋの多彩な魅力を感じることができる。

それでもＡ　Ｐｉｎｋの“出撃”はなかなか前途多難だ。ガールズグループ大戦が繰り広げられている中、ヒップホップグループのＬｅｅｓｓａｎｇ（リッサン）が新曲でチャートを掌握している。加えて来月にはＭＢＣ（文化放送）の人気バラエティ番組『無限に挑戦』の音源も公開される予定だ。そうそうたる強者がそろう中、Ａ　Ｐｉｎｋが本当に全盛期を迎えているのかを確認する絶好の機会になる。

Ａ　Ｐｉｎｋは昨年３月３１日アルバム『Ｐｉｎｋ　Ｂｌｏｓｓｏｍ』をリリースし、タイトル曲『Ｍｒ．ｃｈｕ』で音源や歌謡番組のチャートで首位をさらった。そして２カ月近くチャートの最上に留まるという怪力を発揮した。１１月に発表したミニ５ｔｈアルバム『ＬＵＶ』の反応も良かった。音源チャートはもちろん、歌謡番組のランキングも首位を独占した。事実、雰囲気だけみると、今のＫ－ＰＯＰ界で“向かうところ敵なし”のグループはＡ　Ｐｉｎｋのようだ。