パンダ1600頭…「君たち何しているの?」=韓国・釜山
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.30 13:16
26日午後1時、ロッテ百貨店釜山(プサン)光復(クァンブク)店。小さい紙パンダ(縦30センチ)の群れがデパートの入口広場を埋め尽くした。1、2頭というレベルではなく、驚くことなかれ、その数1600頭だ。デパートの前を通り過ぎる子供たちはパンダを不思議そうに見つめた。もちろん紙でつくった模型パンダだ。
仏芸術家ポロ・グランジョン氏(64)が進めるパブリックアート・プロジェクト「1600+パンダの世界旅行」の現場だ。クランジョン氏が絶滅危機に瀕している野生動物保護の重要性を訴えようと始めた展示で、これまでフランスやイタリアなどで展示が行われて人気を博した。韓国での展示は世界9番目で、これまでソウル広場や東大門(トンデムン)デザインプラザ、南山(ナムサン)、大田(テジョン)などで展示が行われた。