知韓派米国人ジャーナリスト「加藤氏の記事に青瓦台が過剰反応」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.30 09:14
米国ジャーナリストのドナルド・カーク氏が、昨年4月16日にセウォル号惨事当日に朴槿恵(パク・クネ)大統領の動向疑惑を書いた日本の産経新聞の加藤達也(49)前ソウル支局長の記事について「(朴大統領に対する)名誉毀損にあたる文章ではない」と話した。
ソウル中央地方裁判所刑事30部(イ・ドングン部長)の審理で29日に開かれた加藤前支局長に対する第6次公判に証人として出席したカーク氏は、「加藤前支局長の記事を英語の翻訳文で読み、当時の朴大統領をめぐるうわさについてのゴシップ性の記事とみなした」としてこのように明らかにした。さらに「青瓦台(チョンワデ、大統領府)がこの記事について不必要に過剰反応をみせたものと思う」として「青瓦台が刑事告訴などをしたために、そのまま行き過ぎた記事が事件化された」とした。カーク氏は検察の加藤前支局長に対する起訴についても「過度な行為」と話した。