「タクシーから原油採掘事業まで…北朝鮮KKGは金正恩の資金窓口」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.26 16:41
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の資金の窓口とみられるKKGが最近、急速に事業を拡張していると、英日刊フィナンシャルタイムズ(FT)が25日報じた。
FTによると、KKGという会社は平壌(ピョンヤン)市内のタクシー運行から空港バス運行事業、不動産開発、原油探査まで事業範囲を急速に広めている。FTは、KKGが金正恩一家の資金の窓口の役割をする労働党39号室傘下の高麗デソン貿易総局に所属すると推定した。労働党39号室は金正日(キム・ジョンイル)総書記が資金管理目的で1970年代に設立した組織で、貨幣偽造、麻薬、武器密売などを通じて外貨を稼いでいる。39号室傘下の高麗デソン貿易総局のような企業が幾つかあり、さらにプロジェクト別に数多くの子会社を率いている。