韓国の勇気と日本の勇気(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.17 17:22
このような状況を総合してみれば、決断を下した側は韓国だ。尹長官が東京に行くと決めるまで国内の反日世論の峠も意識しなければならなかったし、その後に日本が再び歴史挑発を行うかもしれないというリスクも甘受しなければならなかった。
それでも尹長官の訪日を歓迎する。朴槿恵政権3年目、そして韓日国交正常化50年という重大な時期を迎えて呼び水の役割を韓国が主導的にする絵を描ける。
損得勘定を用心深くしてみても、その方が良い。韓国が決断を下せば、一部の勢力がワシントンで陰湿な攻撃をするように「韓国がかたくなに日本に度重なる謝罪だけを要求して、日本との関係悪化を放置して韓米日の安保共助に亀裂を作っている」という誤解は自然に解けるだろう。