創作ミュージカル『アリラン』通じて光復70周年向かえる大韓民国…恥辱・抵抗の歴史を見てほしい
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.10 17:15
「歴史は過ぎてしまった過去ではありません。現在を照らす鏡であり、未来の方向を指し示す羅針盤です。私たちは5000年の歴史の中で外部から931回の侵略を受け、その最後の侵略で国をなくしました。その屈辱・恥辱・抵抗の歴史を心に刻み、新しい未来に向かって舵を取っていかなければならないのが私たちの運命です」
9日、ソウル興仁洞(フンインドン)忠武(チュンム)アートホールで開かれたミュージカル『アリラン』の記者懇談会で作家のチョ・ジョンレ氏(72)は悲壮な様子で語った。「光復(解放)70周年を迎えて、『アリラン』がミュージカルとして制作されるというのは忘却というかさぶたを取ってその傷跡に塩を振る、大変重要なこと」としながら「劇団SEENSEE COMPANYが素晴らしい作品にしてくれた。この地を代表するミュージカルになることを期待したい」と話した。