「MERS確診のソウル医師、1565人集まった総会に出席」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.05 08:51
ソウルで中東呼吸器症候群(MERS)確診判定を受けた大型総合病院の医師A氏(38)が、症状が出ている状態で大きな行事に相次ぎ参加していたと4日ソウル市が発表した。
朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長はこの日、緊急記者会見で「A氏が大衆施設を利用したため接触可能性がある市民は1565人の数倍に達すると予想される」として「接触可能性が高い者全員に対して強制的に出入りを控えてもらう自宅隔離も検討している」と話した。
A氏は1日に確診判定を受けた35人目の患者だ。ソウルの大型病院の医師であるA氏は、14人目の患者と接触した後に先月29日から軽い症状を見せていた。彼は翌30日午前9時から正午まで病院の大講堂シンポジウムに参加した。