料理を作るロボットシェフ、2年後には嫁入り道具?=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.02 15:11
「一杯入れましょうか」。「マティーニ。ウオッカではなくジンで。ベルモットは入れずに10秒間混ぜて」。映画『キングスマン』でタロン・エジャートンが防弾スーツを着て敵陣に深々と入る。一戦を控えた彼に近づいたウェイター。エジャートンはかなり細かくマティーニを注文する。マティーニはジンにベルモットというヨモギの香りがする混合酒を入れて作るが、ベルモットなしに「強く」作ってほしいと要求したのだ。
「キングスマン・マティーニ」という名前がついたこのカクテルを、今では家庭で楽しむことができる。専門バーテンダーの役割をする「スマートカクテル製造機」おかげだ。ソマバー(Somabar)が作ったこのカクテル製造機は429ドル、韓国ウォンで約47万ウォンだ。スマートフォンで望みのカクテルを選択すれば、正確な割合でカクテルを作ってくれる。キングスマン・マティーニだけでなく、ウオッカを入れたジェームズ・ボンド・マティーニやマンハッタン、デス・イン・ジ・アフタヌーンなど、さまざまなカクテルを作ることができる。