日本、追加通貨緩和の見通し…円安で韓国輸出減少“緊急事態”

ⓒ 中央日報日本語版2015.06.01 11:17

今後、日本銀行（日銀）の追加通貨緩和などにより円安が一層進むことが予想されることを受け、韓国の輸出に対する懸念が高まっている。

１日、ブルームバーグの集計によると、世界３６カ国の主要金融機関のうち２２機関（６１％）は、日銀が今年中に追加で通貨緩和を行うと予想した。

日銀が追加通貨緩和を断行した場合、円安が一層進み、相対的なウォン高で困難に直面している韓国の輸出はさらに大きな打撃を受けることが心配される。ウォン円裁定為替レートが昨年５月２９日１００円＝１０００．８９ウォンから先月２８日現在８９６．５９ウォンまで下落し、円に対するウォンの価値はこの１年間で１１．６３％急騰した。

このような円安深化と２大輸出市場である中国・米国の景気鈍化などの影響で、今年に入って韓国の月間輸出は１月－０．９％、２月－３．３％、３月－４．３％、４月－８．１％と減少傾向に歯止めがかからない状況だ。