韓国人初の単独無寄港無援助で世界一周に成功したヨットが帰港
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.17 11:17
風を友として世界を一周した。助ける仲間も、航海途中での停泊も、他の船の助けもなかった。単独・無寄港・無援助でのヨット世界一周は韓国初、世界では6回目だ。主人公はキム・スンジン船長(53)。彼は16日午後3時ごろ、忠清南道唐津(チュンチョンナムド・タンジン)のウェモク港に帰港した。昨年10月19日にヨット「アラパニ号」に乗ってウェモク港を出発してから7カ月ぶりだ。キム船長は赤道~フィジー~チリ~南アフリカ~インドネシアを経て再びウェモク港へ4万1900キロメートルを航海した。荒い波と煙霧、漆黒のような夜、そして2回も転覆したヨット。それでも挑戦を止めなかった。キム船長は「セウォル号事故後に国民に希望のメッセージを伝えたかった」と話した。