韓国・コロンビア首脳会談「両国FTA発効に努力」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.19 12:20
中南米4カ国を歴訪中の朴槿恵(パク・クネ)大統領は17日午後、最初の訪問国であるコロンビアの首都ボゴタの大統領宮でフアン・マヌエル・サントス大統領と首脳会談を行った。両首脳はこれに先立ち開かれた韓国コロンビアビジネスフォーラムにもともに出席した。朴大統領はこの日の首脳会談後の記者会見とビジネスフォーラムで、「2012年6月に妥結した韓国とコロンビアの自由貿易協定(FTA)はコロンビアがアジアの国と最初に結んだ自由貿易協定。コロンビアの国内手続きを通じ早く発効されるよう望む」と話した。
朴大統領は、「両国間のFTAが両国の貿易活性化と経済発展に寄与するよう望み、コロンビアはアジアに、韓国は韓国が中南米に本格的に進出する契機になることと希望する」と強調した。コロンビアは中南米4大経済大国のひとつで、韓国とコロンビアのFTAは2012年に妥結したがコロンビアの憲法裁判所で憲法合致性検討手続きが進行中のためまだ発効されていない。朴大統領は続けて「今回韓国・コロンビアFTAを補完し両国間の地理的障壁をより効果的に克服するのにつながる電子商取引と電子貿易協力了解覚書(MOU)が締結され、今後両国間の貿易拡大に寄与することになるだろう」と付け加えた。