中国、AIIB参加国代表に「歓迎」 …米元国務長官は遺影の前で涙
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.30 09:41
29日に執り行われたリー・クアンユー元シンガポール首相の国葬。雨の中で集まった数十万人の人々の関心はリー元首相の最後の姿に向かったが、世界18カ国の政府を代表してきた約170人の弔問団は葬儀の前後を利用した“弔問外交”に集中した。他国の指導者の葬儀という点を考慮し、公式会談よりは葬儀の前後にあいさつを交わして国家間の核心問題の対話をする形だ。日帰り訪問での非公式「ワンポイント」外交ということだ。
今回のリー元首相の葬儀でも、各国首脳は葬儀場のシンガポール国立大文化センターとトニー・タン大統領主催のレセプションで弔問外交を行った。リー元首相の長男リー・シェンロン首相の案内でリー元首相の遺影の前で一礼した各国代表団は2階のバルコニーに集まった。バッハの「G船上のアリア」が追悼曲として演奏される中で各国首脳は静かに言葉を交わした。座った席を中心に三々五々対話をし、時々耳元で話す姿もカメラに映った。