朴大統領に近づいた安倍首相「3カ国外相会談の成功に感謝」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.30 08:35
両首脳が会ったのは最後の機会、トニー・タン・シンガポール大統領が主催したレセプションだった。葬儀が終わった後、世界各国から訪れた弔問使節に謝意を表すためにシンガポール側が準備した席だった。
先に近づいたのは安倍首相だった。安倍首相は21日にソウルで開かれた韓日中外相会談を話題にし、朴大統領もこれに答える姿を見せた。特に朴大統領が言及した「外相会談の合意事項」は3カ国首脳会議の開催を意味する。外交部の当局者は「3カ国会談の開催を希望した日本は、会議の成功後、いくつかのチャネルで我々に謝意を表した。安倍首相も同じ意を直接伝えた」と述べた。
青瓦台によると、朴大統領は米中の弔問団とも会った。クリントン米大統領、キッシンジャー元国務長官、ドニロン元大統領補佐官(国家安全保障担当)らだ。米国側は朴大統領に「韓米同盟を評価し、同盟強化のために今後、知恵と必要な支援を提供する」という意向を明らかにした。朴大統領も笑顔で応えた。