【社説】大韓民国の潜水艦として復活した柳寛順烈士の精神
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.03 09:09
三・一運動の象徴である柳寛順(ユ・グァンスン、1902~20)烈士の名前を冠した軍艦が誕生する。海軍は来月進水予定の214級(1800トン級)潜水艦6番艦を柳寛順と命名することにした。光復(解放)と海軍創設70周年、柳寛順烈士の殉国95周忌を迎える今年、潜水艦「柳寛順」がわれわれの海域を守ることになったことはあらゆる面で意味深い。これを契機に韓国社会で烈士に対する崇慕の心がもっと深くなることを期待する。
実はこれまでも韓国政府と社会が柳寛順烈士の犠牲に見合う優遇を行ってきていなかったする指摘がずっとあった。特に、国会教育文化体育観光委員会所属の韓善教(ハン・ソンギョ)議員が先月27日、東北アジア歴史財団と教育部資料に基づいて「柳寛順烈士に対する叙述が日本高校の近・現代史の歴史教科書7種のうち4種にはあるが、韓国高校の歴史教科書のうち本文で柳寛順烈士について扱っているのは8種のうち1種(志学社)に過ぎなかった」と明らかにした内容は衝撃的だ。