「国債報償運動をユネスコ世界記録遺産に」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.13 13:42
「国が滅びれば民族も追って滅びたことは、ちょうど埃及(エジプト)、越南(ベトナム)、波蘭(ポーランド)が全て十分な証拠になります。今、国債1300万円がありますが、これはすなわち我々の大韓の存亡に関係することです。返済すれば国が保存され、返済できなければ国が滅びる形勢が必ず来るでしょう。…2000万同胞に、3カ月の期間を限定して南草(たばこ)を吸うのを止めてその代金で各人から毎月20銭ずつ納めるならば、ほぼ13000万円になります」
1907年2月21日、大邱(テグ)の北後亭(プックジョン)。印刷所である広文社(クァンムンサ)の金光済(キム・グァンジェ)社長と徐相敦(ソ・サンドン)副社長名義になっている「国債1300万ウォン報償趣旨文」が朗読された。大邱民意所(現在の大邱商工会議所)が開いた大邱群民大会でのことだ。広場に集まった数千人が拍手喝采を送った。これを始まりとし国債報償運動は全国に広まった。