国産より低品質の日本産軽油の輸入が増加?=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.03 11:04
逆説的だが品質も相対的に落ち生産単価も高い日本産輸入軽油の価格競争力を支えるのは韓国政府が提供する輸入賦課金払い戻し制度だ。
韓国政府は原油価格を抑制するという名分で石油製品電子商取引制度を2012年7月に施行し、電子商取引を通じて取り引きされる軽油などの石油製品に対しては1リットル当たり16ウォンの輸入賦課金を払い戻した。これに対し問題点を指摘する声が絶えず、輸入軽油1リットル当たり16ウォンだった輸入賦課金払い戻し額を昨年7月から8ウォンに下げた。それでも払い戻し額を半分に下げた昨年下半期だけで79億ウォンの血税が輸入会社に支援された。石油製品電子商取引制度が導入されてから輸入軽油への累積支援額は315億ウォンに達する。これを通じ輸入業者はさらに安い価格で日本産輸入軽油を売り1リットル当たり2~3ウォン程度の利益を得ることになったものと業界は推算する。