「仁川開港場の周辺、日本式建物の文化財指定解除を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.28 09:23
仁川市中区(インチョンシ・チュング)の住民たちが代表的な地域観光地である開港場周辺の日本式建物の文化財指定解除と撤去を要求してきた。これらの建物のために地域開発に少なからず制限を受けているとして署名活動も行っている。住民たちが撤去を要求している建物は、仁川日本第一銀行支店と仁川日本五十八銀行仁川支店、仁川日本十八銀行支店など仁川市指定文化財の3カ所だ。日清租界地境界階段も要求対象に含まれている。
住民たちは「日帝強制占領期間の残滓である日本式建物を文化財に指定するのは問題がある」として「さらに日本式建物が文化財に指定されて近隣住民たちは建築許可など各種の財産権行使に制限を受けている」と主張した。これらは近く「中区旧都心地域発展委員会」を結成して住民たちから署名を集め、仁川市と市議会に提出する予定だ。