辛東彬会長が日本に出張に行った理由は
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.12 17:17
辛東彬(シン・ドンビン)ロッテグループ会長(60)が10日に日本をひそかに訪問したことが確認され、その背景と日本国内での動向が注目されている。長男の辛東主(シン・ドンジュ)前日本ロッテホールディングス副会長(61)がすべての職務から解任された後、後継ぎ問題をめぐって各種の推測が飛び交う中で、長男は韓国を、反対に辛会長は日本を訪問したためだ。兄弟間の相互訪問が偶然の一致で片付けるには釈然としない点が多い。後継ぎ問題をめぐってある種の変化が進んでいる確信を持たせる部分だ。
12日午前、ロッテグループによれば辛会長は10日午前に日本に出国して東京に滞在している。辛前副会長が韓国に入国したのが9日なので、その翌日に日本に発ったのだ。ロッテグループのある要人は「突然の出張ではなく、家族会(11日)にもかかわらず、かなり以前から入っていた出張だったようだ」と話した。辛前副会長と対面したくないために突然離れたわけではないという意味だ。