世界1位の技術、わずか1つ…危機のMade by Korea
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.07 08:00
米バージニア州マクレーンに住む韓国人Aさんは年末、ノートブックを購入するために近所のベストバイに行った。ベストバイは米国の代表的な電子製品専門店。どうせなら韓国製品を買おうと売り場を見回ったが、Aさんはサムスン・LG製品を探せなかった。米国のアップル、中国のレノボ、台湾のエイスース、日本の東芝などの製品ばかり並んでいた。オンラインショッピングモールもチェックしたが、Aさんは結局、中国レノボの製品を購入した。気に入った韓国製品は900ドルだったが、高くても購入するほどの決定的な魅力がなかったからだ。Aさんは「500-600ドルで仕様も劣らないレノボを選択した。ノートブックは韓国電子企業の主力商品でないとはいえ、少しがっかりした」と話した。
「Made by Korea(韓国製品)」の立つ瀬がなくなっている。海外の店では後ろに回される製品も増えている。2000年代半ばに韓国製品が日本製品を押し出したようにだ。現在はおとり商品とはいえ、韓国産を押し出す中国産の勢いは相当なものだ。韓国製造業の「ドームズデー(Doomsday=運命の日)」を心配する声が高まっている理由だ。